【開催レポート】(7/5)文京のミ・ラ・イへつなぐシンポジウム&対話「考え込むより、街に出よう!」


7月5日、文京区向丘の文京学院大学にて、今年度の文京ミ・ラ・イ対話の第1弾となる、「文京のミ・ラ・イへつなぐシンポジウム&対話~考え込むより、街に出よう!」を開催しました。

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文京ミ・ラ・イ対話は、地域の人に出会い、地域の課題と活動を知り、仲間をつくるきっかけとして、区民や地域に関わる人たち、専門家、実践者及び区職員がテーマについて話し合い、共に解決策を考えていく取り組みです。今年度の文京ミ・ラ・イ対話は、文京区内にある大学等と連携しながら開催していきます。

今回のテーマは、「考え込むより、街に出よう!」でした。第1部では、ゲストに、文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科 博士(学術)助教であり、本駒込で「てらまっち」の活動にも取り組んでいる古市太郎さんと、ライター・編集者、不忍ブックストリート代表である南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)さんをお迎えし、街に出て活動することの意義や難しさ、活動を継続するためのコツなどについてお話をしていただきました。第2部では、ゲストの方のお話などを聞いた参加者が、やってみたいことや活動をするために困難となっていることなどを書き出し、それをベースに各テーブルごとのテーマを決めて対話を行いました。当日は、文京区内外から34人の参加がありました。

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【開催趣旨】
日々の暮らしの中で疑問を感じたり、「新しいことを始めたい!」「役立つことをしたい」という思いを持っていても、なかなか一歩を踏み出すことは難しいものです。 何かを始めようとすると、ついつい「どうあるべきだろうか?」「何から始めたらいいのだろう?」「失敗したら、どうしよう?」と考え込んでしまいがちです。 第1部では、思い切って、自分の疑問や思いから街に飛び出してみたら、どんどん新しい世界が広がったというお二人をゲストに招き、お話を伺った上で、より多くの人が街へ出ていく方策を考えていきました。 第2部では、自分が地域のことで考えていること、そして、自分自身が街に参加していくために、「こういう仕組みや活動があったらいいのに」と思うことを話し合いました。

【プログラム】

◇イントロダクション
・挨拶  区民部協働推進担当課長 阿部英幸
・開催趣旨
◇第1部    シンポジウム&会場セッション 「疑問・思いから街に出て、私が出会ったこと」
1.ゲストトーク
(1)古市太郎氏
文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科 博士(学術)助教 社団法人「てらまっち」理事
(2)南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)氏  ライター・編集者、不忍ブックストリート代表
2.街で動き始めている方々の声
3.区の区民参画の取り組み紹介
4.地域でしてみたいことを書き出そう!
[緑紙] 自分のアイデアや企画、考えていること
[黄紙] 地域参加・活動の課題、困りごと、投げかけたいこと
5.パネルトーク&会場セッション
◇第2部     質問・思いから始まる、自分と街のミ・ラ・イを考える対話
1.参加者のみなさんの疑問、シンポジウムで出た内容から、テーマを設定し対話をしました。
2.自分のこれから始めたいことを考えよう
3.ふりかえり 

◇第1部 シンポジウム&会場セッション 「疑問・思いから街に出て、私が出会ったこと」

1.ゲストトーク
(1)古市太郎氏( 文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科 博士(学術)助教、社団法人「てらまっち」理事)

地域の活動に参加してみて、地域には「様々な人」がいることを実感!これらの方々にアプローチし、つないでいくことには困難さが!

古市さんは、学生時代に都会で感じた閉塞感から、社会哲学を研究しつつ、地域づくりにも興味を持ち始め、月島や清水などで調査に参加するようになりました。一方、自分の住んでいる文京区でも何かアクションを起すべきと思い、ボランティア・市民活動まつりに参加したことをきっかけに、地域活動を始めました。地域活動に参加して、「様々な人がいる」ということを改めて感じたそうです。今まで「様々な人」という言葉は使っていても、自分の中でそれが定義されており、本当の「様々な人」を認識していなかったことに加え、こうした「様々な人」にアプローチする難しさを感じたそうです。

 お金でモノやサービスを買うという外部への依存から、今、地域でサービスを提供できるような地域の機能の再構築が求められている!

古市さんいわく、「社会のつながりについて、1960年代までは、子育てなど地域の繋がりの中ですべてのサービスや生活が成り立っていたが、都市化が進むにつれて外部化、つまりお金でサービスを買うという社会関係になってしまった。そして、今度は、再び地域が見直され、地域のつながりの中で課題を解決していく内部化が期待されている。しかし、一度外部化したものを内部化することは難しく、行政、町会、民間、社協、民生委員、児童委員、学校、ボランティアなど多様な組織をつなげていく必要がある」とお話されました。

文京区だからこその地域課題はある! 組織の重なり合いと居場所で共助による解決を!

古市さんは、今、子供達のために、「てらまっち」で学習支援活動をしています。文京区では、比較的教育が充実しているというイメージがありますが、中には支援を必要とする子供達がいます。しかし、区内に点在化しているため支援のリーチがしづらいといった課題があります。「てらまっち」では、こうした課題を克服するために行政などの協力を得ながら、様々な組織や人々の重なり合いが必要であるとしています。また、こうした活動を継続するためには居場所が必要であり、現在は「こまじいの家」がその役割を担っているとのことです。

「てらまっち」の活動は、公助だけでは難しく(義務教育だけでは学習が進まない)、自助(例えば塾に行って補う)ではできない部分を、共助という形で支援しています。こうした地域での協働のあり方は、これから重要になってくると思われます。また、文京区には、この共助を行う時の資源としての人材が豊富という特徴もあり、今後、期待されるところでもあります。

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 (2)南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)氏(ライター・編集者、不忍ブックストリート代表)

本が好きからの自分たちの価値観で街と本をつなげる活動が、結果として街づくりとつながりづくりに!

もともと本が好きで、京都のようにお寺で古本を売るような、街と本が溶け込んだような活動をしたいとう気持ちから、2005年から一箱古本市の活動を始めたそうです。当時は、往来堂や古書ほうろうなどを目的に訪れる人はいたものの、それだけで終わっていました。また、谷根千の街のガイドには、比較的年配の方をターゲットにしたものが多く、本屋なども紹介されていなかったそうです。そこで、街と本をつなぎ、自分達の世代の目線と価値観で地図を再編成しようということで始められたのが、不忍ブックストリートだったそうです。自分たちの価値観で好きなことをしてきたということで、商店街の活性化ということは意識しなかったそうですが、結果として、街づくりや地域のつながりづくりに繋がったそうです。

一箱古本市の活動は、大家さん、店主さん、助っ人さん、それぞれの思いと活躍があってこそ

一箱古本市の活動は、店先などの場所を貸してくれる「大家さん」、古本を売る「店主さん」、運営を手伝う「助っ人さん」という3者の思いで成り立っています。大家さんには、軒先を貸すことでお店に興味をもってらうというメリットがあり、店主さんには、「本屋さんごっこ」の楽しさがあります。助っ人さんには、好きなことを手伝えるということで、毎年多くの方に協力していただけるそうです。あえてボランティアという言葉は使わず、この助っ人さんの出すアイデアなどが運営にいかされることも多く、それが助っ人さんのモチベーションを高めているのではとのことです。一箱古本市の活動は、地方でも展開されています。なるべく地方の活動にも顔を出すようにしているそうですが、地方の活動を見ることで、谷根千地区が恵まれていることを認識し、さらに、地域の小さなお店を支えていく構造をつくることの大切さを強く認識するようになったそうです。

「好きなこと」だから活動は続けられる! 今後は、居場所づくりも!

よくなぜ活動を続けられてきたのかと聞かれるそうですが、それは「好きなこと」だから。地域の活動は大変なこともありますが、好きなことだからこそ乗り越えられたそうです。今後は、イベントなどを実施しながらつながりを作り、また、地域の拠点となる居場所づくりが重要になるのではと感じているそうです。

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2.街で動き始めている方々の声

既に街で活動を始めている方の声として、3人の方から活動を紹介して頂きました。

自分の個性が出せる活動が一箱古本市の楽しさ。芋づる式に知り合いが増える魅力も!

一人目は、一箱古本市の「店主さん」として参加している雲雀堂のHさんです。Hさんは、まずはお客さんとして参加し、面白かった経験より、「店主さん」となったそうです。一箱の中に、どういう本を入れるのか? どうみせるのか?など、「店主さん」ごとの個性を出せるのが魅力であり、箱庭を作るような感覚で楽しみながら参加しているそうです。また、こうした活動をきっかけに、色々な人と知り合え、芋づる式に知り合いがが増えていくのも魅力のひとつだそうです。

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集まることの価値はある! 

二人目は、傾聴ボランティアの活動をしているKさんです。月に1回程度、千駄木談話室という活動をしています。高齢者施設のラウンジを借りて活動しているそうですが、20~30名の方が毎回集まり、2時間位おしゃべりをしているそうです。傾聴ボランティアといっても、自分が何かをするのではなく、むしろ話を聞かせてもらっている感覚であり、皆さん楽しそうにおしゃべりをしていることに気づいたそうです。今後、もっと回数を増やして活動をしていきたいと思っているそうです。

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活動のプロセスから人とつながる!

最後は、こまじいの家で活動している「かるた隊」のTさんです。かるたといっても、既存のかるたで遊ぶのではなく、かるたを作ることから活動をしているそうです。そのかるたを作るプロセスの中で、人とつながり、知り合いになってコミュニティを作っていくことが目的だそうです。

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3.区の区民参画の取り組み紹介

公募委員など、現状でも区政に参加できる仕組みはある!

区民部協働推進担当課長の阿部より、「区民参画の進展を探る」として、H26年度区民参画現況調査報告について紹介しました。平成17年と比較し、協働事業の相手先団体は増加しており、特に在住者の一般区民の方の参画件数が増加しているのが特徴となっています。区民が区政に参加する形として、指定管理者の選定や評価、まちづくり協議会といった協議会への参画があります。また、男女平等参画推進会議等の各種審議会の構成員や、公募区民委員としての参画もあります。これらの委員には、住民基本台帳による無作為抽出での選出もあり、こうした新しい取り組みによって、これまで区政に関心のなかった方々へアプローチをしています。さらに、行政委嘱委員や区政協力委員といった形での参画もあります。あまり知られてませんが、区政へ参加するには、様々な方法があり、結果的に地域貢献になることから、積極的な参画をお願いしていきたいということでした。

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4.地域でしてみたいことを書き出そう!

ゲストのお話等を聞いて、参加者が、「自分のアイデアや企画・考えていること」「地域参加・活動の課題、困りごと、投げかけたいこと」という二つのテーマについて、紙に書き出して、壁に張り出していきました。これらを整理し、以下の6つの対話のテーマを設定しました。

[緑紙] 自分のアイデアや企画、考えていること
[黄紙] 地域参加・活動の課題、困りごと、投げかけたいこと

A:どんな交流の拠点が必要だろう?
B:お店・活動を知るには?拡げるには?
C:仲間を広げるには?
D:地域・町内会への参加がもっとうまくいくには?
E:ITをうまく使うには?
F:地域で活動を続けるには?

5.パネルトーク&会場セッション

パネルトークでは、これらの紙に書き出された内容について、既存の団体や行政との連携について話が進められました。

新しい活動も、既存の組織とつながることも一つの方法

「新しい活動を始めるときに組織を新しく作るのか」といった疑問について、古市さんからは、地域ごとに事情が異なるため、何とも言えないが、既存の組織を活かすほうがよいのではというお話がありました。また、ナンダロウさんからは、好きでやっている方の活動と、古くからある町内会活動や商店街の活動とは異なることもあるので無理に一緒にするとうまく行かない場合もある。さらに、新しく入ってきた方の居場所をつくることも必要であるが、新しい方が古い街にお店を出すときは、近所の方との付き合いも大事であり、町内会に入るというのも一つの手法であるとのお話がありました。

地域の活動はグレーゾーン。だからこその、大変さと可能性がある!

地域の活動は、区政や企業活動とは異なり、グレーゾーンの活動となる場合がある。グレーゾーンである故の難しさもあり、善意の行為が裏目になることもある。それを受け止めて、コーディネイトしていくことが重要である。また、ボランティアの活動においても、任せることでもモチベーションが高まり新しいアイデアが出てくることもあるとのお話がありました。

エリアではなく、テーマでつながるよさがある!

本を通じたテーマ性の活動は、エリアごとの活動とは異なり、「本が好き」ということで老若男女が交流できるので、テーマ性の活動ならではのよさもあります。新しい活動のあり方として、地縁ではなくこうしたつながり方も期待されます。

行政と民間での役割分担をすることで、地域課題解決が効率よくできる! 新しい協働を考えるべき!

行政との関係では、例えば、古市さんのてらまっちでの活動のうち、学習支援を受けたい子どもを探すことは行政が行い、その後の部分をてらまっちが担うなど、役割分担をしているとのことです。このような役割分担をすることで、より活動が意味あるものになっていくそうです。かつてのように、行政のマスタープランに、民間が続くというやり方はもう古いものとなっています。また、ナンダロウさんとしても、自分の活動をよく知らないで行政の方に道具のように使われることには問題を感じているそうです。行政の中で、企画ができる人が増えるともっと協働の仕方も変わってくるのではとお話がありました。

行政の活動は地域リソースの一つであり、地域の各活動も地域リソースであることを理解し、お互いの得意分野で能力を発揮しながら、協力することが必要であるというお話がありました。

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◇第2部        質問・思いから始まる、自分と街のミ・ラ・イを考える対話

参加者のみなさんの疑問、シンポジウムで出た内容から、以下のテーマを設定し、テーマごとに分かれて対話を行いました。また、最後には、本対話を受けて、これから自分として取り組みたいことやアクション宣言として各テーブル内で発表し合いました。

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【テーブルテーマ】

A:どんな交流の拠点が必要だろう?
B:お店・活動を知るには?拡げるには?
C:仲間を広げるには?
D:地域・町内会への参加がもっとうまくいくには?
E:ITをうまく使うには?
F:地域で活動を続けるには?

 Aテーブル:どんな交流の拠点が必要だろう?

・最初はテーマがきっかけで行き、いつの間にか自然と行ける場になっているのが理想である。
・本のような間に入る共通言語的なものがあるといい。
・最初は内容を決めすぎず、参加者からいろいろ出てきたもので場を作るのもいい。
・そこに行けばいつも何かやっている、だれかがいる場が欲しい。
(アクションの例)
・古本市に行ってみる
・まちに出てみる
・文京区の区民参画事業に参加する
・居心地について整理して考えてみる
・自分の趣味や興味が何なのか深堀してみる

 Bテーブル:お店・活動を知るには?拡げるには?

・なぜ、住みたい町ランキングに文京区が入らないのか疑問であるが、文京区民の満足度が高すぎて、逆にアピールができていないのでは?
・夏目漱石、東京ドームなど全国区のものが多く、区民としての愛着がない。
・情報を紹介するポータルサイトはあるが、表面的なものだけ。もっと、生きた情報や、顔の見える情報が必要である。
・アピールといった意味では、国際的な対応も必要である。
(アクションの例)
・もっとイベントなどに参加して、文京区の活動や良さを知りたい
・文京区のお店の良さを伝えていきたい。中学生といっしょにレポートしていきたい
・文京区の良さをアピールする活動に加わりたい
・生きた情報、敷居の低さをうまく伝えたい

 Cテーブル:仲間を広げるには?

・てらまっちの活動に関心を持った。
・活動のステージ(段階)や活動歴によって、広げたい仲間の種類が違うのではないか。仲間なら 誰でもいいわけではなく、役割分担を明確にし、価値共有を丁寧にすべきである。
・発達障害を抱えたり、不登校だったりする子どもに対しては、適切なアプローチをするためにも、専門知識を持った協力者との連携も必要だと思う。仲間の範疇を個人に限定せず、専門的な活動を行っている団体との連携で補う必要があるだろう。
・ある程度成熟した活動であると、基本的な仲間は定着しているので、むしろサービスの享受者側が求めている人脈や仲間づくりを応援したいという側面もある。
(アクションの例)
・「絵本たちの図書館」を開設し、多くの人に知ってもらうために動く」
・もっとたくさんの協力者との連携を深める
・文京区を映画のまちにしたい。楽しいまちにしたい。文京映画祭の開催
・文京区にプレイパークをひらく活動に力を注ぎたい

 Dテーブル:地域・町内会への参加がもっとうまくいくには? 

・町会の中で、若い世代(40〜60代)がせっかく新しいことをやろうとしても、できないことが多く、やる気のある若い世代は、モチベーションを保てず離脱しがちである。
・町会と関わろうとする側(町会に協力してほしい活動団体や個人)が、町会と関わる目的を明確にすることが重要である。
・町会の強みや弱みといった特徴を把握して、強みの部分をうまく使おうとすることで、活動が円滑になるケースがあるのではないか。
・町会を通じると、地域の有力者や重鎮などと繋がれるという経験をし、町会は「繋がりが見える場所」
(アクションの例)
・「やります」カードを作りたい
・これからも地域の繋がりを作り続けたい
・文京区の地域包摂の取り組み~人と人とのネットワーク・マンパワーのブレークスルーをやりたい

Eテーブル: ITをうまく使うには?

・支援者をつなげるいい仕組みがない(子育て、介護)。
・ITの仕事をしている人があまり地域のことを知らない。
・ITで高齢者の生活を監視といっても、顔が見えない関係ではお互いに不安である。
・個人情報の漏洩への対策が必要である。
・スマホ、タブレットなどは高齢の方があまり使えない、便利なツールを高齢者が使えない。
・子どもたちのネット依存が課題である。
・情報発信する人も、ITが苦手なこともある。
(アクションの例)
・ITをつかった仕組みの開発
・IT弱者に向けたサービスをつくる
・自分を大切にして、活動を始めてみる(自分の好きなことを忘れない)
・まずはどんな課題があるのか、人に聞いてみる
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5.まとめ

ゲストのお二人のお話から、「街に出るということはどういうことなのか?」を、楽しさや難しさも含めて、改めてリアルに感じることができた会となりました。
最後に、ナンダロウさんからは、自分は好きで続けてきたことが、広がってきているというだけのこと。やりたいことがないのに、活動したいという人もいるようだが、義務感でやっていては継続できない。やりたいことは、回りの色々な人と繋がる中で、自ら見出すことが重要である。そうした中で、一生続けていきたいと思うことを見つけ出すことは、地域活動という話だけにとどまらず、生涯学習ということにもつながっていくというお話がありました。
また、古市さんからは、「街に出る」のは楽しいこともあるが大変なこともある。他者とぶつかった時に自分の中にあるものをどうするか、他者とのやり取りの中で生まれてくることもある。ただ、文京区においては、比較的懐が深いと思われるので、そういった意味で思い切って街に出てもらいたいというお話がありました。

 参加者の方々からは、自分でやってみたい、関わってみたい、もっと地域のことを知りたいという前向きな声が多く聞かれ、具体的なアイデアをお持ちの方も多くいらっしゃいました。本シンポジウム&イベントをきっかけに、次の一歩に繋がることが期待されます。

「地域参加・活動の課題、困りごと、投げかけたいこと」や「活動のアイデア」が多く出されました。今後の地域活動の一つのヒントになると思われます。また、地域参加・活動の課題、困りごと、投げかけたいことは、以下の6つのテーマに整理できました。これらのテーマは、今後開催する文京ミ・ラ・イ対話のテーマとも関連づいており、さらに、次回からの文京ミ・ラ・イ対話で各テーマについて深めていくことになりそうです。今回の参加者の中には、次回以降の文京ミ・ラ・イ対話にも参加したいという方も多くいらっしゃいました。次回に続く、文京ミ・ラ・イ対話で、参加者の皆さんの「街に出よう!」がより具体化していくことが期待されます。

A:どんな交流の拠点が必要だろう?
B:お店・活動を知るには?拡げるには?
C:仲間を広げるには?
D:地域・町内会への参加がもっとうまくいくには?
E:ITをうまく使うには?
F:地域で活動を続けるには?

 <今後の文京ミ・ラ・イ対話>
今後の文京ミ・ラ・イ対話は、以下の地域で開催されます。
8月の文京ミ・ラ・イ対話は、こちらをご覧ください。

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