本年度の社会起業アクション・ラーニング講座がスタートしました!


第1回 社会起業アクションラーニング講座

10/23より、文京社会起業アクション・ラーニング講座が始まりました。
今年度は、
16名の受講生が、プロジェクト構築を目指します!

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起業においては、リーンスタートアップが今のトレンドです。綿密に事業計画を立てるよりも、ある程度までプランができたら、アクションをしながらニーズを把握した方がよいというやり方です。文京社会起業アクション・ラーニング講座も、この方法を活用して運営していきます。
文京社会起業アクション・ラーニング講座は、座学の他に、文京ミ・ラ・イ対話、メンターミーティング、相談会、社会起業フェスタなどを通じて、アクションをサポートしていきます。
また、事業プランは一人で考えるのではなく、サポーターも含め様々な方たちで考えることが大切です。これが事業を作るための「場づくり」です。 受講生16名がディスカッションをすることで、相互に切磋琢磨していく効果もあります。受講生は、女性支援、地域の商品などの情報提供、子育て支援、地域の保育園等、やりたいことが比較的はっきりしている人が多く、実践への展開も期待されます。「人に恩返しをしたい」「地域課題を解決したい」という強い気持ちが、自己紹介の時に垣間見られます。
講座応募時点の、受講生の事業アイデアは以下のとおりです。
ここからさらに、ターゲットを精査しつつ、ブラッシュアップしていくことになります。

本年度の受講生の中から、新しいプロジェクトが多く生まれることが期待されます。

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【事業アイデア例】
・文京区のお店や会社の運営紹介の他、子どものやりたいことやなりたいものを考えてもらうインタビューに加え、お店や会社を紹介する文京区のブログ、ホームページの作成。
・文京区の情報や地図が載っている「“持ち歩きたくなる”文京区手帳」など、必ず持ち歩く、また人に渡しても差し支えない「文房具」など身近なものをキーにして、文京区の魅力を人に伝える事業。
・育児に一段落した中高年女性が、住まいに近い場所で生きがいを持てる仕事に出会い、労働市場の担い手になるためのサポート。
・運動・食事・知育のいづれも充実させた保育施設を、働く親が預けやすい立地場所に作る。
・本が好きな人が、ゆったりと過ごせる時間と空間づくり。
・空き家対策対応。
・子どもたちに経済のしくみやマーケティング企画を通して、物やお金の大切さを理解してもらう。
・ワークショップのコーディネート。
・ものづくりを好むシニアの活動支援と場づくり。
・地域資源の活用(ものづくりのアップサイクル)。
・対話型鑑賞の実践。
・「子どもとネット依存」「子どもとスマホ」をテーマに、地域医療の観点から「ネット断食」「デジタルデトックス」の実践と効果を探る。
・子育てをしたい家族のための不動産屋さんを開業し、「子育て」がキーワードになる事業を色々と展開する。
・「女性のエンパワーメント」をキーワードに、事業・働く女性を応援する事業(20代の「働く独身女性」をターゲットにする)、性教育の普及(例:避妊方法や病気に関わる正しい知識の普及、婦人科検診の習慣化、薬局等におけるピルの一般販売等)。
・社会課題に取り組む人と、一般の方の橋渡しを、店舗という場を利用してゆるく支援していく(飲食店を起点とし、地元商店街や地域がより楽しく人々の集う場所となり暮らしやすい街になるよう貢献)。
・鍼灸を通じて地域の方々の心得の健康をサポートし、コミュニケーションのツールとする。
・「対話から始める豊かなまちづくり」を実現する文京区民提言型地域ソーシャルメディア。
・「学校」に行けない入れない子どもたちに学ぶ場(語学教育、留学サポートなど)を提供。
・キャリア教育×ライフデザイン×ファイナンシャルプランニング=自分らしい生き方を実現。
・小学生から大学生まで(若しくは第2新卒者)が、職業(ものつくり~販売)を経験できる場づくり。職業体験が出来るようなセカンドスクールづくり。

 

11/6 第2回社会起業アクション・ラーニング講座

第1回目の宿題として、「対象者を考える」が出されました。受講生が、それぞれ自分のアイデアに応じて自分のプランの対象者を考えました。

これを受けて、2回目の講座は、対象者及び社会課題を考えるをテーマに講義が進められました。
ちょうど、区職員向けの社会起業講座が実施されたこともあり、講師の広石より、ビジネスを発想するには「同質でない人と出会う機会が大事」「新しい出会いから何かが生まれる」との説明がありました。
対象者を絞り込むことは、実は意外と難しいです。
例えば、対象を「中高生」とするのは曖昧で、もっと、具体的に、むしろ一人の人を想定できるくらいがちょうどよいとされています(これをペルソナといいます)。その一人の対象者をハッピーにするプランができると、そこから派生して周りに広がっていくのが新しい事業です。実際に、受講生も対象者の絞込みと、何がその対象者をハッピーな状態にすることを拒んでいる本質なのかを明確にすることに苦労していました。しかし、グループに別れてディスカッションをすると、様々なアイデアや「それいいよ」という共感の意見がでたりと、お互いに気づきがあったようです。

また、その後には、今年度の重点テーマ「まちで健やかに子どもが育つ文京区」「暮らしやすい文京区を実現する地域力」に分かれて、自分の事業を実施するとき、または地域に住んでいて感じる地域課題と、それを生じさせている背景についてディスカッションしました。
例えば、地域におけるつながりがママ友に代表される「属性的」なものになっており、「個」のつながりがない。中高生のスマホ中毒の原因は、リアルよりもネットの方が楽しいと思われているからではないかなど、課題からその背景をディスカッションして深堀りをしていきました。
これらの議論からでた地域課題は、文京ミ・ラ・イ対話の第2セッションで対話のお題となります。
(文京ミ・ラ・イ対話第2セッションのご案内・お申し込みはこちら

次回は、設定した対象者が理想の状態になれないことを拒んでいる要因や足りないことについて深めます。これらが、社会の中で抜けていること、問題の本質といえ、そこにサービス構築のヒントが隠されています。

【課題例】
「まちで健やかに子どもが育つ文京区」
・ネットやゲームより、リアルが面白いという認識や体験が足りない
・親の教育への関心の格差がある
・多様性がない、多様性を受け入れる素地がない・イメージ先行で行動していることが多い

「暮らしやすい文京区を実現する地域力」
・ママ友といった属性とのつながりはあるが、「個」としてのつながりがない
・地域やコミュニティの情報がいきわたっていない(ネット活用の量が個々人で異なる)
・ミドル世代に対する地域活動のサポートがない
(子育て世代、高齢者世代はあるが、それ以外が抜けている。例えば、介護する人なども含めて)

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