「暮らしやすい文京区を実現する地域力」 第1セッション 地域課題についての意見まとめ


文京ミ・ラ・イ対話「暮らしやすい文京区を実現する地域力」 第1セッション(開催日 2014年10月1日(水) 18:45〜21:00)では、地域課題について下記のような意見が話されました。 第1セッションの当日レポートはこちらをご覧ください。

【テーマ①】安全で安心なまちを実現するには?

(ハード面)

  • ハード面については、誰にとっても(障害者などにとっても)安全安心な整備が必要。さまざまな人で話し合って決める必要があるのではないか。
  • ハード面の必要性を感じるために疑似体験をして、それぞれの気持ちを理解する場が必要。ただし、どうしてもこういう場には興味のある人しか参加しない。
  • ハザード地区がある(木造住宅など危険な家もあるが、動きたくないといったそれぞれの事情があり対策が困難、容積率を上げるという行政側からの働きかけも必要)。
  • 空き家について憩いの場にするなど活用方法を検討しているが、反対する持ち主もいる。私有財産のため他の人は手の出せない領域なので対策が難しい。

(つながりづくり)

  • 近隣住民と顔の見える関係を築くことが必要(困ったときに相談できる相手がいることが安心につながる)。
  • 近所づきあいが面倒という人もいるので、近隣の関係づくりは難しい。
  • ラジオ体操の積み重ねなどが関係づくりに役立つ。ラジオ体操に出てこない人の安否確認などにつながる。
  • 商店街の個人店は、店先にいすを置くなどすると、人が集まる場となる。子どもや高齢者が交流できる場所として何かできないか。

(防災・防犯関連)

  • 防災関連としては、要援護者制度登録が進んでいるが、個人情報の問題があり、リストを町会の一部の人だけしか見ることができない。さらに、顔の知らない人も多く、助けることが難しい。
  • 子どもへの犯罪防止という意味でも、安心安全な町づくりが望まれる。

(新住民との関係性)

  • 医療が充実している地区のため、高齢者の移住も多い。こうした新住民の方とのゆるやかなつながりが必要だが、つながりを必要としていない高齢者もいる。

【テーマ②】利用したくなる商店街は、どんなもの?

(商店、商店街を利用したくなる時)

  • 目的意識が明確であるとき: 商店街のあのお店にいけば欲しい物がある!といった時。
  • かゆいところに手が届くサービス: 自転車から降りなくても買えることや、財布を忘れても待ってもらったり顧客にあった対応ができるところ。
  • 相談できる: 相談しながら買うことができる。

(利用しにくい課題)

  • 大きなイベントなどの企画に目がいきがちだが、実はそんなに重要でない。理由は、単発的な物はそのとき盛り上がるが、継続的な集客に繋がらないから。
  • 顧客は、お店の人が何を知っているのか、できるのかを知らない。
  • 地域の商店に入るのにハードルを感じている。身内だけが入れる感があると、よそ者(新しく来た人)はハードルを感じる。
  • 入ったら、絶対買わないといけない感がある。
  • スーパーは、まとめ買いができるが、商店、商店街はまとめ買いができないので不便。
  • 時間: スーパーは遅くまで空いているので、仕事帰りに行ける。
  • オリジナリティー: そのお店しか無い変わりダネ!など新しい物があると行きやすくなる。

【テーマ③】「2020東京パラリンピック・オリンピックを盛り上げるために文京区民のできることは?」

(区民の参加促進)

  • 母親として、3人の息子に語学ボランティアなどで関わってほしい。
  • 障害のある方へのサポートボランティアをやってみたい。
  • 例えば、医療について専門知識を持っている人のボランティアがあるとよいのではないか。
  • 企業としてスポーツボランティアの観点から、関わることができればと考えている。

(おもてなし)

  • 千駄木在住で、お店をつくりたいと考えている。もともと海外からの観光客が多い街なので、外国人に対応できる店がいいと考えている。

(ハード整備・街づくり)

  • 2020年までに作られる施設や準備が、オリンピック開催後、有効に活用されるよう工夫する必要がある。
  • ウェブの地図より、看板の地図の方が観光客にわかりやすいかもしれないので、看板の地図を多く作っておく。
  • パブリックビューイングを開催する。

(オリンピックをきっかけとしたつながりづくり)

  • 高齢者の方が、東京オリンピックの話を若い人に聞かせるようなことができればよい。

【テーマ④】高齢者が安心して暮らせる支援に必要なことは?

(区民の小さな助け合い)

  • 高齢者の方へ「ちょっとしたお手伝い」をしたいが、そのきかっけづくりが難しい。
  • ちょっとした手伝いを家庭や地域で実践することは、子どもたちにとってもよい影響を与える。他世代交流のきっかけとなる。
  • 引越しの挨拶は一つのきっかけとなる。このことにより、近所に高齢者が住んでいるという認識ができる。
  • 高齢者の移住も多い。まずはマンション内の茶話会などに参加することで、交流ができる。引っ越した最初にこちらに参加して頂くことが重要。

(情報共有・現状共有の必要性)

  • 本当に高齢者の方が困っていることや問題と思っていることが色々な人に共有されていない。
  • 電気屋さんなど家庭に入りこむ業態の方との連携で、見守りの仕組みができるのではないか。

(本当にサポートするとは?)

  • 下の世代が、「助けてあげる」といった姿勢ではよくない。その人なりの人生を尊敬する態度が必要。
  • 高齢者の方の「大丈夫」の本心がわからないことがある。高齢者の方に、「助けられ上手」になっていただくとよいのではないか。

(見守りをサポートする仕組み)

  • おっせっかいをやきたいときの窓口が必要(あの人最近見ないというレベルの時に、どこに連絡した方がよいのかわからないことが多い。)これを逃すと危険なことも多いので。

(高齢者の方の社会参加)

  • 保育園や小学校との連携の可能性は高い(高齢者の方のご経験を活かした授業など)。この連携がきかっけで、つながりづくりになる。
  • 地域というより、趣味でつながることもある(ガーデニング、犬、子ども、映画、音楽、ラジオ体操など)。高齢者の方にご参加いただくには、定期開催が必要。

【テーマ⑤】地域力を高める活動とは?

(文京区への愛着を持つ)

  • 文京区には、生活と仕事の場が異なる人が多いため、地域へ目の向かない人が多い。
  • 「愛着」があることは、地域の力になると思う。

(地域ブランディング)

  • 地域には、大学や企業が多いため、「企業」という存在は地域の昼のマンパワーとなり得る。(企業市民として、障害者支援(パン販売)や青少年支援をしている企業もある。)
  • 学校だけでなく、障がい者の方へのサポートなどにおいても、さすが「文京区」といわれるような特徴的な町にしたい。

(区民の小さな力を集める仕組み)

  • それぞれの持つ力を活用すれば、小さな手助けができる。小さな手助けが、小さなつながりとなり、それが重なり地域のつながりとなるのではないか。
  • 地域で何かしたくても、だれとコンタクトを取ればよいのかわからない。

(居場所づくり)

  • お互いに理解できることが必要。そのために人が集まる場所(居場所)が必要ではないか。
  • 障害者や高齢者の方々も弱者ではなく、社会の一員であり、私たちを助けてくれる存在でもあるべきである。
  • 「胃袋」(食事を共にすること)を通じたつながりも大切。
  • お店を通じたつながりづくりがあるのではないか。
  • 単に人が集まればつながりができるものとは違う。集まる場がなくても、支え合う仕組みがあればいいのではないか。
  • 行政区を越えたつながりがあってもよいのではないか。
  • つながる場所の情報が必要。

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