「まちで健やかに子どもが育つ文京区」 第1セッション 地域課題についての意見まとめ


文京ミ・ラ・イ対話「まちで健やかに子どもが育つ文京区」 第1セッション(開催日 2014年9月28日(日) 14:00〜16:30)では、地域課題について下記のような意見が話されました。 第1セッションの当日レポートはこちらをご覧ください。

 

【テーマ①】「生活環境や家族の状況に関わらず、子どもたちが輝く未来を持てる地域にするには?」

(多様な子どもの課題やニーズに対応)

  • 子どもが多様な価値観を持っている現代において、大人がそれについていけなくなっていると感じる。大人こそ多様な価値観を認め合う必要がある。
  • 挫折を味わっている子どももいます。子どもが輝けないようにしている原因は何か?
  • 子どもの輝く未来を大人の視点で勝手に決めつけてしまうのはよくない。
  • 中高生は難しい年頃なので、思春期の子どもたちの悩みに対してどのように対処してよいのかわからない。
  • 子育て支援の活動をしていますが、経験の中で子どもに対するケアの難しさを感じる。
  • 貧困といったものは意外と目に見える課題であるといえるが、「精神的な問題」は見えてこない部分ではないか。そこが置き去りにされるという危険性はある。

(子どもにどう対応するのか)

  • 強制的に子どもにやってもらうことも時には必要だと思う。勉強等は特にそうかもしれない。
  • 中国は凄く勉強している。周りが勉強していてヤバいと思う感覚も大切である。

(子どもの居場所のアイデア)

  • 子どもにとっても、塾のような横のつながりも大事ではないか。
  • サードプレイスとしては、商店街なども候補である。学校や家庭では言えないことを相談できる場が必要。

(親に対するサポート、意識改革)

  • 子どもにとってのサードプレイスを、親が必要だと感じることも必要だと思う。
  • 子どもがサードプレイスを求めていても、自分の子どもには必要ないと思っている親もいる。必要としている子どもとサードプレイスをどうつなげるかが課題。
  • 女性の働き方が子どもに影響すると思う。母親が心地よく働ける環境を整えることが大切である。
  • 「親」を子どもが選ぶことはできないが、支援してくれる「大人」を選ぶことはできる。そうした斜めの関係をつくる仕組みがあればよいのではないか。
  • 生活保護世帯の子どもへのサポートはあっても、生活保護世帯ではないが生活が苦しい人や困っている子どももいるのではないか。アプローチの方法がない。
  • 親の孤立が、子どもによくない影響を与えている。事前のサポートが必要である。

(サポートする仕組みとは)

  • こうした問題はNPOの得意分野ではないか。NPOと行政が一緒にできることを探る必要がある。
  • 教育に関する知識やスキルを集約する必要があるのではないか(他事例、大人が学ぶ場、自分の経験を伝える方法を学ぶ等)。
  • 学習というより、自分を語るコミュニケーション力を付けることが必要では?

【テーマ②】「中高生の育成(事業や居場所等)を地域で推進するには?」

(なぜ必要か)

  • 私立の学校に通っていると地域に居場所がなくなる。地域の人と出会える機会やきっかけが必要。
  • 中高生は、部活や勉強、塾などで意外と忙しい。そういった中で、地域に居場所を求めているかは疑問。ただ、部活も入っていないような子に対する居場所は必要。
  • 日常生活からの逃げ場としても、居場所というものはたくさんあった方がよい。

(どんな居場所が必要か)

  • 積極的になれない子でもふらっと訪れられる場所が必要では。
  • 目的がなくても行ける場所が必要だと思う。漫画が読める、ゲームができると行った身近なコンテンツが必要。
  • 文京区にいる地域の高齢者など、大人とふれあえる場所があると良い。
  • 単純だが、ご飯を一緒に食べる場所があっても良い。
  • 文京区にはユニークな企業や工場がある。そういった場所を開放して訪ねられると良いのではないか。
  • 居場所かどうかは本人が判断すること。話を聴いてくれるだけの人がいるだけでも良い。

(居場所はどのようにつくるのか?)

  • 文京区には空き家が多いので、そういった場所が中高生の居場所となる可能性もある。
  • 図書館や児童館が居場所となる可能性もあるのではないか。
  • 夜遅く(21時くらい)まで開いていることが、居場所として必要な条件。
  • マンションの住民同士が茶話会で話をすると、ひきこもりの子どもを持った親がいることがわかり、そこから生まれた親同士のつながりから、マンションの中でも子どもの居場所をつくることができる。

【テーマ③】「文京区の教育力を高めるには?」

(教育力とは?)

  • 教育力とはそもそも何かと定義が難しい。受験だけでなく「生きていく力」「社会に役立つ力」など色々あると思う。
  • 現代では、子ども同士で遊ぶことの方が難しい。家や学校の外でつながるには町会だけでなく、地域をあげて取り組む必要があるのでは。
  • 幼稚園児や小学生に、いいお兄さんやお姉さんの活動を見せることも大事ではないか。

(文京区の特徴)

  • 文京区には、子どもが有名校に通っている「特別な地域」というブランド意識があると思う。

(親子の関係)

  • 文京区には片親でも経済力のある家庭がある。しかし、経済力があっても親が学校や塾に任せっぱきりになっていて、大人との関係がつくれない子どももいる。

(学校教育の質を上げるために)

  • 学校の先生も地域に出ていくことが大切なのではないか。

(こどもの抱える問題)

  • 学力の高い子どもは「いい子」だといわれるが、受験へのプレッシャーから不登校になることもある。

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